近頃、「結納式」と「顔合わせ」が同一視されたり、どちらかをすれば良いように解釈されたり、どうも
「結納式」と「顔合わせ」を混同されているようにみえます。
「結納式」は永遠の愛を誓い、両親に感謝をし、両家の絆をしっかりと結ぶ、愛と誓いと感謝の儀式です。
顔合わせとはその前段階です。「顔合わせ」は食事やお茶をしながら、初めてお互いの両親を紹介し、
両家の結婚に対する賛成の意思を確認し、そこで結納式の日取りをきめる場です。
その席で、指輪等の記念品やお金を差し上げるものではありません。
顔合わせも大切な時間ですが、結納式の代わりにはなりません。 |
結納飾りなしでご縁を結ぶことは出来ないのです。
結納飾り一つ一つに約束事の意味が込められているからです。
「結納式」は決してお金を渡すだけの儀式ではありません。
両家の魂を結ぶための帯や、酒、魚などが、近年現物からお金に代わったことで、お金の授受と
誤解されるようになったのです。
結納式は男性の生涯にわたる固い約束を、
新婦やご家族に契る儀式です。
1.お嬢様を幸せにすること
2.生涯添い遂げること
3.二人仲良くして子供を育て立派な家庭を築くこと
4.両家族の親交と繁栄に努力すること
5.ご両親様への感謝と親孝行を実践すること
あなたは何の約束もしないで結婚するのですか?
永遠の愛を誓わないで、新生活のスタートがきれますか?
もし彼が結納で悩んでいたら、「私はあなたと結納をしたいな!」と言ってよいのです。
長い結婚生活は順風満帆とは限りません。荒波が来た時にこそ、結納式で
しっかりと結んだ二人の絆、両家の強いご縁が何よりも強い味方となるのです。 |
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